新次元のやわらかい切れ感

ブレード形状

これまで毎日のサロンワークで、カット人数が増えて手に負担を感じている方や、慢性的な痛みなどを抱えている方に沢山であってきました。そういった方々に対して、鋏を改良することで少しでも負担を減らすことはできないかと考え、1日に10人以上カットしても、手に疲労が残らないシザーズを設計コンセプトとして、PrimeOneシリーズが誕生しました。

疲労を軽減するためにまず大事なのが、切れ味の良さです。それを実現するためにブレード部分は直刃ではなく笹刃に近い形状で設計しました。ただし単純に笹刃形状にしただけでは、刃先まで柔らかい切れ感がでるが、髪の毛が逃げやすいという一面がありました。それを防ぐために、PrimeOneシリーズは独自の刃付けを施すことで、髪の毛を逃さずしっかり切断しながら、新次元の切れ味を実現しました。

またブレード部を8:2の剣刃形状のブレードとすることで、カット時の抵抗を極限まで減少させるとともに、厚切りでも力負けしないパワーのある切れ感を高い次元で両立しています。




長時間の使用でも疲れにくいハンドル

PrimeOneハンドル

フィットハンドル

通常の3Dハンドルよりも厚みのあるハンドルは、包まれるような最高のフィット感をもたらします。指と接する部分が点ではなく面で当たるように設計されていますので、長時間の利用でも指の負担を軽減します。ハンドル自体に重量がありますのでカットの際の衝撃を和らげる効果もあります。
(PrimeOne60/PrimeOne67)

彫刻ハンドル

フィットハンドルと比較して軽量化を計り、尚且つ指穴を少し小さめの設定にしてあります。指の細めの方や軽量ハンドルを好まれる方に最適です。また美しい彫刻の入ったハンドルは意匠性にも優れています。
(PrimeOne60s/PrimeOne67s wide)




最高の鋼材で最高の性能を

スーパーゴールド

フラッグシップモデルである"PrimeOneシリーズ"は、刃材にも最高のものを使用。

理美容鋏向けの鋼材として最高レベルの性能を誇る、スーパーゴールド(粉末ステンレスハイス)を刃材として使用することで、従来よりもさらに特別な仕上げが可能になりました。これにより従来よりも切れ味のアップはもちろん、スーパーゴールド特有の耐摩耗性により、従来よりも長く切れる、コストパフォーマンスに優れたシザーズに仕上がっています。

スーパーゴールド

従来の合金とは異なり、粉末状の材料を熱と圧力で焼き固める製法(粉末冶金法)により製造される合金。これにより均一な組織が形成され、HRC63(ロックウェル硬さ)という高硬度と高い靭性(折れにくさ)、そして圧倒的な耐摩耗性能を有した最高級刃物鋼です。




最も滑らかでストレスのない開閉感

最もストレスのない開閉感

サロンワークの疲れを軽減させるためには、軽くスムーズな開閉感に調整されたシザーズが必要です。これは切れ味と共に鋏を選ぶ上でとても重要なポイントになります。

シザーズプライムの鋏は全て、1丁1丁手作業でかみ合わせ(動・静刃の当たり具合)の微調整をおこない、最高の開閉感でお届けいたします。かみ合わせの調整をきちんとおこなうことで、疲労の軽減はもちろん、切れ味・永切れ・鋏の寿命など鋏の機能全般に良い結果をもたらします。

ねじにもこだわりのパーツを使用しています。PrimeOneシリーズには、従来のねじのテーパー部分に入っていたパッキンの代わりに、ボールベアリングを内蔵しており、スムーズな開閉感をさらに高めています。




PrimeOneシリーズ ラインナップ